関係性を深めるために雑談したいのに「早く本題話せよ」という雰囲気の時は、、、

この記事のポイント
- 関係性を深めたいのに雑談できない時
- まずは本題の話を一通り済ませる
- その後、あえて雑談に話をふる
- 関係性ができたら、「実は」と本心を話し始める
商談中に考えるべき2軸
「その商品、あなたから買いたい!」
そうお客さんから言ってもらうために
商談中にすべきことはなんでしょう?
二つありましたね。
「関係性構築」と「顧客教育」です。
この二つのプロセスの順番がとても重要だ
とお伝えしましたが、覚えてますか??
忘れてしまったという方は
こちらの記事をご覧ください。
先に「関係性構築」、後で「顧客教育」でしたね。
反対に「顧客教育」を先にしてしまって、
そこで商談が途切れると「今すぐ比較客」状態で
お客様をリリースすることになります。
この状況は避けないとまずいですよね。
しかし!!
現場でまず「関係性構築」をしようとすると
たまに困ったことが起こっちゃいます。
現場で起こる困った状況
まず「関係性構築」は何をするかというと、
あえて本題からは外れた話題をふって
お客さんの深い部分の思いを聴きます。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
繰り返しますが、大事なのは
先に「関係性構築=雑談」、
後で「顧客教育=本題」です。
ここで困ってしまうのが、
「雑談はいいから、早く商品の説明してよ。」
とお客様から言われてしまう事です。
こちらは「関係性構築」という
大切な目的がある時間なんですが、
お客さんからはただの雑談だと
思われてしまいがちです。
雑談が好きな方なら問題ないかもしれませんが、
そうでない方は早く「本題」を聞きたいと言います。
そんな時はどうしたらいいんでしょうか??
顧客教育→関係性構築→顧客教育で話を聴く
お客さんが早く本題を話して
という雰囲気の時は
その要望に応えます。
まずはサラッと本題の話をしちゃいましょう。
話をするといっても、しゃべるのはお客さんです。
こちらは現状、欲求、対策を聴きます。
現状「現状どんな感じですか?」
欲求「もっとこうしたい、とかありますか?」
対策「その為に何か対策されてますか?」
ここではサラッとで大丈夫です。
というよりガッツリ聴こうとしても
関係性ができていないお客さんは
表面的にしか答えてくれないです。
でも、最初はそれでOKです(^_^)b
表面的にでも話を一通り聞いて
「じゃあ良いお話ができますよ!!」と
とりあえず「本題」の会話を1周したら
「ところで」と話題を変えて
関係性構築の質問へと話を振ると
自然に雑談に入れます。
そこで相手の思い、考えを聞いて
関係性が深まった後に
もう一度本題の質問をやり直すのです。
「先ほどと繰り返しにはなりますが、
もう一度、現状から伺ってよろしいですか?」
関係性ができた後の2度目の質問は
初回とは聞き出せる深さが違います。
ここではガッツリ深掘りましょう!
お客様と会う状況にもよりますが、
顧客教育→関係性構築→顧客教育の構成で
商談を進めると自然に会話が流れます。
少し意識してみて下さい!!
まとめ
- 関係性を深めたいのに雑談できない時
- まずは本題の話を一通り済ませる
- その後、あえて雑談に話をふる
- 関係性ができたら、「実は」と本心を話し始める